「週何回通えばいいの?」「通い放題に入ったけど、どれくらい行くべき?」——レッスンを始めた方が最初に悩むのがこの頻度の問題です。
この記事では、まず大事な前提を整理します。「レッスン頻度」と「自主練頻度」は別で考える必要があります。コーチに習う回数と、自分で打ちっぱなしに行く回数を混同すると、判断が難しくなります。目標・予算・生活スタイル別に最適な通い方をまとめました。
- レッスンと自主練の最適な頻度の考え方
- 目標別(コースデビュー・100切り・90切り)の通い方ガイド
- 通い放題で「元を取る」ための回数と料金プラン別の比較
週3〜4回以上レッスンに通うより、レッスン週1回+自主練週2回のほうが吸収率が高いです。コーチに教わる「量」より、教わったことを反復する「質」が上達を決めます。
通い放題プランに入ったなら、週2回以上通うことで初めてコスパが活きてきます。
【結論】レッスンは週1〜2回、自主練は週1〜2回が最適バランス
| 推奨頻度 | 理由 | |
|---|---|---|
| レッスン(コーチに習う) | 週1〜2回 | それ以上は情報過多になり定着しにくい |
| 自主練(打ちっぱなし等) | 週1〜2回 | レッスンで習ったことを体に染み込ませる |
「レッスン頻度」と「自主練頻度」は別で考える
レッスン=コーチに習う回数(週1〜2回が上限)
1回のレッスンでコーチから指摘・修正されるのは、通常1〜2点です。それを体に定着させるには反復練習の時間が必要です。週3〜4回レッスンを受け続けると、前回習ったことが定着する前に新しい情報が入り、頭と体が混乱します。コーチに習う頻度は週1〜2回が最も吸収率の良い上限です。
自主練=習ったことを定着させる回数(週1〜3回)
レッスンで習った「今週の1点」を意識して打ちっぱなしで反復するのが自主練です。スイングの筋肉記憶は約3日で薄れると言われており、前回のレッスンから3日以上間が空くと感覚が鈍化しやすくなります。週1回のレッスンの間に1〜2回の自主練を挟むことで、定着スピードが大きく上がります。
なぜ分けて考えるべきか
多くのゴルフ記事が「週3回通うべき」と言う場合、それは「練習場に週3回行くべき」という意味です。レッスン(コーチに習う)を週3回受けることを推奨しているわけではありません。この違いを理解すると、「どこで何をすべきか」の設計がしやすくなります。
目標別のレッスン頻度ガイド
| 目標 | レッスン | 自主練 | ラウンド | 期間目安 |
|---|---|---|---|---|
| コースデビュー | 週1回 | 週1回 | — | 3ヶ月 |
| 100切り | 週1回 | 週2回 | 月1回 | 6ヶ月〜1年 |
| 90切り | 週1〜2回 | 週2回 | 月2回 | 1年〜 |
| 短期集中(コンペ前等) | 週2〜3回 | 週1回 | 月1回 | 2〜4ヶ月 |
コースデビューが目標 → 週1レッスン+週1自主練(3ヶ月)
グリップ・アドレス・スイングの基本動作を覚える段階です。週1のレッスンで1点ずつ習い、週1の自主練で反復する流れで十分です。スクール別のコースデビュー目安はサンクチュアリゴルフが最短3週間・6回、ステップゴルフが4ヶ月程度です。
▶ ゴルフ初心者の上達期間は?スコア別の目安と最短ルート100切りが目標 → 週1レッスン+週2自主練(6ヶ月〜1年)
ショートゲーム(アプローチ・パター)の精度を上げる段階が必要なため、自主練の比重を週2回程度に上げるのがポイントです。月1回のラウンドを組み合わせることで、練習場では気づかないコース上の問題を発見できます。
▶ ゴルフレッスンで100切りは可能?どれくらい通う?90切りが目標 → 週1〜2レッスン+週2自主練+月2ラウンド
100切り後にさらにスコアを縮めるフェーズでは、コースマネジメント(コースでの戦い方の組み立て)と実戦経験の比重が増します。週2回のレッスンよりも、週1レッスン+月2ラウンドという組み合わせのほうが効果的な場合もあります。
短期集中で結果を出したい → 週2〜3回(通い放題を最大活用)
コンペや接待ゴルフまで2〜3ヶ月という場合は、週2〜3回のレッスンを集中的に受ける方法もあります。通い放題プランであれば追加費用なしで頻度を上げられます。ただし情報過多にならないよう「今週は○の1点だけ意識する」という絞り込みを意識することが重要です。
料金プラン別|最もコスパが良い通い方
通い放題プラン → 週2回以上通わないともったいない
通い放題の月額を週の通い回数で割ると、1回あたりのコストが変わります。
| スクール | 月額(税込) | 週1(月4回) | 週2(月8回) | 週3(月12回) |
|---|---|---|---|---|
| ステップゴルフ(スタンダード) | 8,778円 | 2,195円/回 | 1,097円/回 | 732円/回 |
| サンクチュアリゴルフ(女性) | 8,690円 | 2,173円/回 | 1,086円/回 | 724円/回 |
| ZEN GOLF RANGE(全日・レッスン) | 17,600円+打席料550円/回 | 4,950円/回 | 2,750円/回 | 2,017円/回 |
比較参考:打ちっぱなし1回あたり2,000〜3,000円(ボール代・打席料込み)
月4回制プラン → 週1ペースで確実に消化
月4回制の場合、週1ペースが基本です。「忙しくて行けない月があった」という場合でも繰り越しができるスクールとできないスクールがあるため、入会前に確認しましょう。
パック制(回数券) → 期限内に消化できるか確認
チキンゴルフ(16回パック)・RIZAP GOLF(16回パック)・GOLFTEC(回数パック)のような回数制は、有効期限内に消化できるかどうかが重要です。週1ペースで消化する場合の期間を計算した上で購入しましょう。
▶ ゴルフレッスンの料金相場はいくら?月謝・回数制を解説通い放題スクール別・元を取る通い回数
ステップゴルフの場合(月額5,478〜8,778円・税込)
全日プラン(8,778円・税込)の場合、打ちっぱなし1回2,500円相当と比較すると月4回(週1)から元が取れます。レッスン付き・クラブレンタル込みを考えると、実質的な価値はさらに高くなります。週2〜3回通えば1回あたり700〜1,100円程度で、業界最安値水準のコスパになります。
サンクチュアリゴルフの場合(月額8,690〜17,490円・税込)
女性プラン(8,690円・税込)で月4回(週1)以上通えば元が取れます。初心者専用スクールのため「週2回通いたいが恥ずかしい」という方も通いやすい環境です。クラブ・シューズのレンタルが込みである点を考慮すると、月2〜3回から価値が出てきます。
ZEN GOLF RANGEの場合(月額7,678〜22,000円+打席料550円・税込)
打席料が毎回550円(税込)かかるため、通う回数によって実質コストが変動します。レッスン(17,600円・税込)+打席料550円×月8回(週2)=22,000円程度になります。通えば通うほど1回あたりのコストは下がりますが、打席料分のコストは消えないため、毎回の実費を意識して通い回数を設計しましょう。
忙しい人のための最低限プラン
月2回レッスンでも効果はある(条件付き)
仕事や家庭の都合で「週1すら難しい」という方も多いです。月2回(隔週)のレッスンでも、以下の条件があれば効果は出ます。
- レッスン後に必ずメモを取り、次回まで「この1点を意識して打つ」を決める
- 自宅での素振り5〜10分を週2〜3回続ける
- 月1回の打ちっぱなし(30分)で感覚を維持する
月2回でも「何を意識して練習するか」が明確であれば、月4回でも方向性がない練習より効果が出ることがあります。
レッスン日以外の「5分ルーティン」で定着させる
自宅でできる5分ルーティンで定着スピードが上がります。
- 鏡の前でのグリップ確認(1分) コーチに言われた握り方を毎回確認する習慣をつけましょう。
- アドレスの確認(1分) 腰の高さを揃えるなど、コーチに言われた1点を意識します。
- 素振り10〜15回(3分) 道具は不要。コーチに「今週意識してほしいこと」を1点イメージしながら素振りするだけで、次のレッスンでの吸収率が変わります。
シミュレーター搭載のスクールならレッスン動画を見直せる
GOLFTECやチキンゴルフのようにスイング映像が記録されるスクールでは、レッスン後にスマートフォンで自分のスイングを見直せます。「コーチにこう言われた→実際の映像でこの部分か」という確認ができるため、レッスン頻度が低くても習ったことの定着が速くなります。
頻度を変えるべきタイミング
増やすべきとき
- スイング改造中:グリップやアドレスを根本から変える時期は、週2回の頻度でコーチに確認してもらうと修正が速い
- コースデビュー直前:コースに出る1〜2ヶ月前は頻度を上げて実践的な内容を集中的に
- スランプ・停滞期:同じミスが続いている場合、コーチに原因を確認してもらうために一時的に頻度を上げる
下げるべきとき
- 基礎が固まってきた:コーチに言われたことが無意識でできるようになったら、週1→隔週のメンテナンス受講に切り替えることでコストを抑えられる
- レッスンの復習が追いつかない:「習ったことが多すぎて何を意識すればいいかわからない」という状態は、頻度を下げて定着を優先するサイン
卒業・頻度を大幅に下げるとき
スコアが90台で安定してきたら、週1レッスンから月1〜2回のメンテナンス受講に移行するタイミングです。「完全にやめる」より「頻度を下げながら続ける」選択肢を持つことで、スキルの維持がしやすくなります。
▶ ゴルフレッスンをやめたらどうなる?効果は続く?よくある質問(FAQ)
Q. ゴルフレッスンは週何回通うべきですか?
コーチに習うレッスンは週1〜2回が最も効果的です。それ以上は情報過多になって定着しにくくなります。週1レッスン+週1〜2回の自主練(打ちっぱなし)という組み合わせが、上達スピードとコストのバランスが最も良い選択肢です。
Q. ゴルフ初心者は毎日練習すべきですか?
毎日練習できれば理想ですが、「質」のない毎日より「意識ある週2〜3回」のほうが効果的です。コーチに習った1点を意識して打つ練習を週2〜3回続けることが、毎日漠然と打つより上達につながります。
Q. 通い放題プランは週何回通えば元が取れますか?
ステップゴルフ(8,778円・税込)・サンクチュアリゴルフ(8,690円・税込)の場合、打ちっぱなし1回2,500円と比較すると月4回(週1)で元が取れます。週2(月8回)以上通えば1回あたり1,000円程度になり、レッスン付き・レンタル込みを考えると非常にコスパが良くなります。
Q. 仕事が忙しくて週1回も難しい場合はどうすればいいですか?
月2回(隔週)でも、レッスン後に「今週意識する1点」を決めて自宅で素振りを続ければ効果は出ます。「行けない週は5分の素振り」というルーティンを作ることが、ブランクを最小化する方法です。月2回続けているうちに習慣になり、週1に増やしやすくなります。
Q. レッスンに通う期間はどれくらいが目安ですか?
コースデビューまでなら3ヶ月(週1ペース)、100切りなら6ヶ月〜1年が目安です。目標を達成した後は、頻度を下げてメンテナンス受講に移行するか、卒業するかを判断するタイミングです。スコアが90台で安定してきたら、頻度縮小のサインです。
まとめ:まず週1レッスンから始めて、必要に応じて調整する
レッスン頻度の基本まとめ
- レッスン:週1〜2回(コーチに習う頻度はこれが上限)
- 自主練:週1〜2回(習ったことを体に染み込ませる時間)
- ラウンド:100切り以上を目指すなら月1〜2回を組み合わせる
- 通い放題なら週2回以上通うことでコスパが活きる
まず「週1回のレッスン」から始め、スコアが上がらない場合は自主練の頻度を上げる、停滞を感じたらレッスン頻度を一時的に増やすという調整をするのが現実的な進め方です。


💡 編集部より(損益分岐点の目安)
ステップゴルフ(月額8,778円)の場合、打ちっぱなし1回2,500円と比較すると月4回(週1ペース)通えば元が取れる計算です。週2(月8回)以上で1回あたりのコストがほぼ半額になります。通い放題プランに入ったなら、週2回以上通うことで初めてコスパが活きてきます。